ANAのA380を研究してみた!

ANAA380について

今回は、世界最大級の総2階建て飛行機である、ANA全日本空輸)のA380について研究していきたいと思います!

1.A380について

エアバス社のA380試作機

エアバスA380は、エアバス社が開発した4発の超大型旅客機で、2002年1月24日に生産が開始され、2005年4月27日に試作機の初飛行が行われました。最大で853人まで搭乗可能で、ボーイング747と並んで世界で最も大きな旅客機の一つとして知られています。A380は、長距離路線での利用を想定されており、最大で15,000km以上を飛行することができます。
15,000kmとは日本の首都東京から南アフリカ共和国ケープタウンまでの距離ぐらいです。

対抗するボーイング747

A380は、2階建てのキャビンレイアウトが特徴的で、上層デッキには、ファーストクラスやビジネスクラスのシートが設置されており、また、下層デッキにはプレミアムエコノミークラスやエコノミークラスがあります。A380は、機内エンターテインメントシステムや空気清浄装置、広々としたキャビン、および静音性の高いエンジンなど、快適な旅客体験を提供するために設計されています。

 

A380に搭載されているロールス・ロイス社製のエンジン

現在は15の航空会社に納入され、251機納入されています。特にアラブ首長国連邦エミレーツ航空は全納入数の約半分の121機が納入されています。(すごい...)

ちなみにA380のローンチカスタマー(新型機を製造する場合、最初にその機種を受け取る顧客のこと)になっています。

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2.ANAA380の納入の経緯について

ANAA380の一号機「フライング・ホヌのラニくん」

このA380の機体は、完全なる新造機ではなくもともとはスカイマークのものでした、

当初は6機の導入を予定していましたが、2015年にスカイマークの経営破綻が発生し、その経営再建としてANAが支援する形になったが、A380の受注は既に完了しており、エアバス社からの大量の違約金がスカイマークに請求された、しかし、経営破綻している状況を考えて、6機のうち3機をANAに引き継がれることになった。

それがいまのラニ君、カイ君、ラー君です!

その3機が東京/成田~ハワイ/ダニエル・K・イノウエ空港間を毎日2機体制で運用しています。

 

上からラー君。カイ君、ラニ君である

 

3.ANAA380の内装について...

 1.ファーストクラス

A380のファーストクラスシート

とても豪華そうですね!

フルフラットにすることができて、移動中は快適な睡眠をとることができます! 

しかも32インチの超巨大モニターが設置されてあって、横になりながら映画やアニメを楽しめます。

さらに入口の所にはドアがあって、プライバシーも十分確保できますね!

 

ファーストクラスの食事

高級レストランの出るような食事が提供され、その食品に使われている食材はどれも逸品で、国産の和牛や新潟県産のコシヒカリが使用されているとのことです!

(とてもおいしそう!!!)

ワインや日本酒にも最上級なものが使われており、ワインはソムリエの世界最優秀賞を受賞したソムリエが厳選したものがメニューに採用されています、日本酒も有名ホテルのソムリエが厳選したものが使われているとのことです。

しかも軽食のメニューには一風堂が監修した博多ラーメンもあるとのこと。

 

 2.ビジネスクラス

A380ビジネスクラスシート

 

フルフラットのスタッガードシート型が採用されており、フルフラットにすればファーストクラスのようにベッドにすることができ、移動中も快適な睡眠をとることができます!通路から直接アクセスすることができて、搭乗してストレスフリーに席に着席することができます!

しかも座席には18インチの大型液晶モニターが採用されており、移動中に映画やアニメも楽しめます!

 

ビジネスクラスの洋食の写真

銀座の奥田という日本料理店とコラボした和食が提供され、評価もとても高く、ファーストクラスと同じく、食材の一部には、逸品の高級国産のもが使われております。     

(やっぱりおいしそう!!!)

飲み物のメニューは特にファーストクラスとは変わらないですね。

軽食も一風堂のラーメンが提供されるようです。

 

 3.プレミアムエコノミークラス

プレミアムクラスのシート

38インチのゆったりとした席で、足の部分にはレッグレストが設置してあって、プレミアムクラスだからと言って、まったく眠れないと侮ってはいけません!

そして前方には15.6インチのモニターが設置されていて、プレミアムエコノミーにしてはとても上質な感じがします。

 

プレミアムクラスの食事(画像はエコノミークラスだが一緒である)

使用されているパンは自社製のパンで、もっちり感が売りだそうです!

実際に食べてみたことがありますが、ふんわりしており、もちもちでした。

しかもハーゲンダッツがついてきており、普段安いアイスしか食べない我々にとって、

高級品でした!

ちなみにその時は羽田~ロンドン間で搭乗したときに提供されました!

 

 4.エコノミークラス(カウチシート) 

エコノミークラスのシート

 

シートはどこの航空会社でも見られるご一般のシートです。

といっても34インチのゆったりとした席で、前方にはフットレストが設置されており、

眠ることはできないかもしれませんが、席でくつろぐことぐらいはできそうです!

しかも正面には13.3インチのエコノミークラスにしては世界最大級のモニターが設置されており、エコノミークラスとはいえ快適に過ごすことができます。

 

食事に出てくるメニューはプレミアムエコノミーと一緒です!

 

カウチシートのシート

カウチシートはいくつかの複数の席を使用して布団を敷き、ベッドをにすること席のことです。ちなみに日本でカウチシートを採用した事例はこれで初です。

カウチシートの設備は、エコノミークラスと変わりません!

 

4.まとめ

今回はANA全日本空輸)のA380について研究していきました!

このブログではこれから、あらゆる航空宇宙業界について解説・研究していきたいとおもいますので、当ブログをご愛顧よろしくお願いします。